「激怒」の龍娘 ゲキリンを初出とする、超SSターン短縮と一定期間自強化+オールアンチ化するSSの組み合わせを持つモンスターは、一度SSを発動してしまえば自強化とオールアンチ状態を繰り返し維持することができます。
しかし、マルチなどで当該キャラを使用しているプレイヤーに遭遇すると、高確率でこの恩恵を受けずにプレイしている様子が見られます。
そこで今回は、「激怒」の龍娘 ゲキリンをはじめとするオールアンチループの使い方を解説していきます。
オールアンチループとは
オールアンチループとは、一定期間自強化とオールアンチ効果が持続するSSを単体でループさせることが可能な性能を持つキャラによって、自強化とオールアンチ状態を継続し続けることです。
![]() | 「激怒」の龍娘 ゲキリン |
| 対応 |
| 撃種 | 貫通 | 戦型 | バランス | 種族 | 妖精 |
| 素アビ | 超AW/超MSL/超SSターン短縮/ゲージ倍率保持 | ||||
| ゲージ | AB | ||||
| SS | 【13+8ターン】 スピードとパワーが一定期間アップし、ダメージウォール/重力バリア/ワープ/地雷を無効化する | ||||
| 友情 | コピー | ||||
| 副友情 | 友スピアップ | ||||
| ラック | クリティカル | ||||
オールアンチとは、ダメージウォール/重力バリア/ワープ/地雷を無効化するSSのことで、まだギミックが前述の四種類しか存在しなかった時代に、発動するとすべてのアンチギミックを所持しているに等しい状態になることから、この呼び名が定着しました。
オールアンチループが可能なキャラ
オールアンチループできるキャラは、アビリティに超SSターン短縮と、SSに13+8ターンの一定期間自強化+オールアンチ化を持っています。
現在、オールアンチループが可能なキャラは、以下の通りです。




- 「激怒」の龍娘 ゲキリン(獣神化)
- 夏に飛び込む龍娘 ゲキリンα(獣神化)
- 芸術の「復興者」 ルネサンス(獣神化)
- 目醒めし音楽の大天使 サンダルフォン(獣神化・改)
これらのキャラは、いずれも超SSターン短縮と13+8ターンの一定期間自強化とオールアンチ効果が持続するSSを所持しており、単体でループすることが可能です。
なお、「サンダルフォン」はコネクトスキルとして超SSターン短縮を持っているため、SSによって付与されるオールアンチ効果と合わせて、アビリティロックを受けていても、超SSターン短縮やダメージウォール/重力バリア/ワープ/地雷を無効化する効果は発動します。
一方で、「ゲキリンα」と「ルネサンス」は、超SSターン短縮をゲージアビリティとして所持しているため、ゲージを外すとSSを短縮することができません。
いずれも、ゲージアビリティで対応できるギミックは転送壁だけなので、故意にアンチギミックを外したい場面は基本的にありませんが、「ゲキリン」や「サンダルフォン」とは異なる部分であり注意が必要です。
ループに必要な条件
では、それぞれの要素を詳しく見てみましょう。
超SSターン短縮
| 触れたキャラ | SSターン短縮数 |
|---|---|
| 1体 | 1ターン |
| 2体 | 3ターン |
| 3体 | 6ターン |
超SSターン短縮は、味方キャラ3体に触れることで、自身のSSターンを6ターン短縮できます。
一定期間自強化するオールアンチSS
| 段階 | 自強化倍率 | 継続ターン |
|---|---|---|
| 1段階目 | 1.35倍 | 5ターン |
| 2段階目 | 1.8倍 | 9ターン |
一定期間自強化するオールアンチSSは、1段階目では次の自分のターンが終わるまで自強化とオールアンチ効果が持続し、2段階目ではそれが更にもう1周続きます。
持続に必要な条件
| 段階 | 必要ターン | 短縮ターン | ターン経過 |
|---|---|---|---|
| 1段階目 | 13ターン | 6ターン | 8ターン |
| 2段階目 | 21ターン | 12ターン | 12ターン |
短縮ターン+ターン経過が必要ターンを上回っていれば、ループが成立します。
実際の流れを詳しく解説していきます。
1段階目をループさせる条件
1段階目では、SSは13ターンで溜まります。
1段階目のSSは5ターン継続するので、次の自身のターンは、まだSSの効果が持続しています。
その時点で、通常のターン経過によりSSのターン数が4ターン進んでいるため、残りのSSターンは9ターンです。
このターンで味方キャラ3体に触れることができれば、超SSターン短縮の効果により、SSターンが6ターン短縮されるので、残りのSSターンは3ターンにまで縮まります。
ターン終了時にSSの効果は切れますが、次の自身のターンには、ターン経過により再びSSが打てる状態になっており、SSのループが成立します。
SSを打った次の自身のターンに、味方3体に触れる。
2段階目をループさせる条件
2段階目では、SSは21ターンで溜まります。
2段階目のSSは9ターン継続するので、次の自身のターンは、まだSSの効果が持続しています。
その時点で、通常のターン経過によりSSのターン数が4ターン進んでいるため、残りのSSターンは17ターンです。
このターンで味方キャラ3体に触れ※、超SSターン短縮の効果によりSSターンを6ターン短縮させます。
※触れる味方のキャラは2体でも可
2段階目のSSは9ターン継続するので、次の次の自身のターンも、まだSSの効果が持続しています。
この時点で、通常のターン経過によりSSのターン数が更に4ターン進んでいるため、残りのSSターンは7ターンです。
このターンで味方キャラ2体に触れる※ことができれば、超SSターン短縮の効果により、SSターンを3ターン短縮できます。
※SSを打った次のターンに、味方キャラに2体しか触れていない場合は、このターンに3体に触れる必要がある
SSを打った次の次のターン終了時にSSの効果は切れますが、次の自身のターンには、ターン経過により再び2段階目のSSが打てる状態になっており、2段階目のSSのループが成立します。
SSを打った次の自身のターンと次の次の自身のターンに、合計で味方5体に触れる。
※いずれかのターンで味方1体までであれば触れることができなくても影響はない
SSをループさせる意味
このSSをループさせるメリットは、2つあります。
発動ターンと継続時の自強化倍率が同じ
通常、自強化SSは発動したターンに超火力を出すことができます。
一方の一定期間自強化とオールアンチ効果が持続するSSは、SSを発動したターンと効果が継続しているターンで自強化倍率は変わりません。
つまり、SSをループさせることができれば、毎ターンSSを発動しているに等しく、SSを温存し続けていると、それだけ火力面で損していることになります。
友情コンボの火力も上がる
自強化の倍率は、友情コンボにも乗ります。
自身でダメージを出せる友情コンボを持たない「ゲキリン」も、友情コンボ「コピー」によって発動した味方の友情コンボは強化することができます。
1段階目であれば5ターン、2段階目では9ターンの間、友情コンボの火力がアップするので、SSによる直殴り火力と同様にSSを温存し続けていると、それだけ火力面で損していることになります。
オールアンチループまとめ
この記事では、オールアンチループについてまとめました。
- オールアンチループとは
- SSをループさせるための条件
- オールアンチループのメリット
一定期間自強化とオールアンチ効果が持続するSSは、所持しているキャラが限られた、貴重な組み合わせの効果です。
一度SSを発動すれば、以降もループさせることが可能で、パーティ全体の火力を底上げできます。
強力なオールアンチループを正しく理解して、クエストを有利に進めていきましょう。
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