黄泉の星墓において有力な、オールアンチループが可能な二種類のモンスター「ゲキリン」「サンダルフォン」を採用したパーティ編成の立ち回りを解説します。
パーティ編成の例
今回紹介するパーティは、オールアンチループを二種類採用した、以下の編成です。





- 「激怒」の龍娘 ゲキリン(獣神化)
- 貫通要員
- オールアンチループ
- 魂を守る太陽神 ラー(真獣神化)
- 反射要員
- SS溜めサポート
- 世界を嗤笑するもの コルロ(獣神化)
- 貫通要員
- SS溜めサポート
- 目醒めし音楽の大天使 サンダルフォン(獣神化・改)
- 反射要員
- オールアンチループ
- ブリタニアのお手伝い妖精 ブラウニー
- SS溜めサポート
このゲキリン・サンダルフォン編成は、サンダルフォンが獣神化・改するまで黄泉の星墓において主流であったゲキリン編成の派生です。





以前は、ショットスキルに味方キャラのSSターンを短縮できる効果を持つ「ラー」が二体採用されていましたが、内一体が同じ反射タイプの「サンダルフォン」と入れ替わったことで、不足した短縮手段を補うための「コルロ」が新たに採用されています。
オールアンチループとは
オールアンチループとは、一定期間自強化とオールアンチ効果が持続するSSを単体でループさせることが可能な性能を持つキャラによって、自強化とオールアンチ状態を継続し続けることです。

これにより、『黄泉の星墓』の必須ギミックである重力バリア/ダメージウォール/地雷への対応が可能となるだけでなく、一定期間継続する自強化によりパーティ全体の火力の底上げにも繋がります。
ループしないオールアンチSSでも代用できるか
『黄泉の星墓』の場合、通常のオールアンチSSでは代用が効きません。
その理由は、クエストの仕様にあります。
黄泉の星墓に出現するギミック
| 出現ギミック | 対策や解説 |
|---|---|
| 属性効果超絶アップ | 光属性以外のキャラ使用注意 |
| 重力バリア | |
| ダメージウォール | |
| 地雷 | |
| HP回復 | |
| HPリンク | ・ボス=黄泉(神化前) |
| エレメントアタック | |
| クロスドクロ | ・暗転+黄泉(神化前)が出現 |
| 撃種反撃モード | ・反射(赤):青の反撃雑魚の防御ダウン+共通要素 ・貫通(青):赤の反撃雑魚の防御ダウン+共通要素 ※共通要素:反撃を持たない雑魚を防御ダウン |
| 蘇生 | ・ゾンビ(ゾンビ3体を蘇生) ・バハムート(相互蘇生) ・黄泉(ムラマサを蘇生) |
| 透過 | ・ボスが透過(触れられない) |
| ランチャーパネル | ・手番のキャラ停止後、最後に踏んだパネルへ移動 ・手番のキャラを弾くとパネル上のキャラも動く |
代用が効かない理由

『黄泉の星墓』には、反射と貫通の撃種反撃モード雑魚が登場します。
そのため、反射と貫通のキャラを交互に編成し、ランチャーパネルを利用して手番のキャラとパネル上のキャラの両方を動かすことで、同一ターンに反射と貫通の反撃効果をどちらも発動させる必要があります。
自身のターンでだけオールアンチ効果が発動しても、次のターンもアンチ重力バリアを所持していなければ、ランチャーパネルの恩恵を十分に受けることは難しいといえます。
解説
| 1st | 2nd | 3rd | 4th |
|---|---|---|---|
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- わくわくの実「速必殺の力」
- ラーの「ショットスキル」
- コルロの「SS短縮拡大爆破弾」
- 守護獣「ブラウニー」
これらを駆使して、「ゲキリン」と「サンダルフォン」のSSを二段階目まで溜め、ループさせます。
そのため、最低限「ゲキリン」と「サンダルフォン」に「速必殺の力」は必須となります。
| 1st | 2nd | 3rd | 4th | |
|---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
| 種族 | 妖精 | 神 | 幻妖 | 妖精 |
| 撃種 | 貫通 | 反射 | 貫通 | 反射 |
| 戦型 | バランス | バランス | バランス | バランス |
わくわくの実による強化は、火力枠である「ゲキリン」「サンダルフォン」に共通する同族強化と、全員が一致している戦型強化を優先するのが望ましいです。
また、将兵と「サンダルフォン」の友撃も用意しておきたいところです。
二段階目SSが溜まるまでの立ち回り

【流れ】
- ゲキリンで中央の雑魚に突っ込み、重力バリアを利用して減速させる。
- ラーのショットスキルとコルロの友情で、サンダルフォンのSSを短縮する。
【補足】
- ラーでコルロ・サンダルフォンの順に触ることでショットスキルがサンダルフォンに適用され、コルロのSS短縮拡大爆破弾もサンダルフォンに当たる。
- 被ダメ次第では、ラーとコルロの持つソウルスティールによる回復も意識する。

【流れ】
- 1ステージ目は、4thのサンダルフォンで突破する。
【補足】
- ADWを持たないサンダルフォンが動くことでHPが0になるため、4ターン目でゾンビをすべて処理し、ステージを突破する必要があります。

【流れ】
- ブラウニーを発動し、ゲキリンで味方に触れる。
- ラーのショットスキルでゲキリンのSSターンを短縮する。
【補足】
- ブラウニーの『ダメージ99%ダウン』でダメージウォールのダメージを抑える。

【流れ】
- サンダルフォンのSSの二段階目が溜まる。
- ゲキリンのSSの二段階目が溜まる。
【補足】
- サンダルフォンの速必殺がLであれば、自身のターンまでにSSが溜まる。
- ブラウニーを発動したターンにゲキリンが味方3体に触れることができた場合、次の自身のターンで二段階目が溜まる。
- 溜まっていない場合でも、ブラウニーの効果は継続しているので、もう一周SSを打たずに耐える(SSを溜める)猶予がある。
一度SSが溜まれば、以降は継続して発動できるオールアンチループですが、自身が動いた後、どうしても次の自身のターンが回ってくるまでの間、自強化とオールアンチ効果が切れてしまうタイミングが存在します。
SS発動後、一段階目であれば、5ターン目から8ターン目までの間、二段階目であれば、10ターン目から12ターン目までの間は、火力が通常時に戻るだけでなく、オールアンチ効果が切れてしまうため、ランチャーパネルに乗った「ゲキリン」は重力バリアで減速してしまいます。
SSの効果が持続している間に受けられる恩恵は、この欠点を補って余りあるものですが、注意は必要です。
キャラの代用
黄泉の星墓は、反射と貫通のキャラを交互に編成する必要のあるクエストなので、反射と貫通のキャラを二体ずつ用意します。
今回の編成は、オールアンチループを持つ二種類のキャラの採用がコンセプトであり、「ゲキリン」と「サンダルフォン」の代用は考えないものとします。
また、「コルロ」は誰でも入手の機会がある轟絶キャラなので、必然的に代用の検討ができる枠は「ラー」のみに限られます。
ラーの代用はあるか
結論、「ラー」の代用はあります。
厳密には、「コルロ」に「ラー」の役割を任せるかあるいはSS短縮を諦めることで、「ラー」の枠をギミックに対応した反射キャラとの入れ替えが可能です。
「ラー」の枠を他の反射キャラに変更する都合、以下のいずれかの立ち回りが必要です。
- 「コルロ」のSS短縮拡大爆破弾を最大限活かす。
「ラー」を採用したパーティでの立ち回りでは、二手目の「ラー」が行動するタイミングで、「コルロ」のSS短縮拡大爆破弾による短縮を必要とするのみでしたが、この場合「ラー」のアシストスキルが用意できない分、SS短縮拡大爆破弾による短縮を複数回行います。 - SSを一段階目でループさせる。
オールアンチループのメリットが大きく失われてしまうため、あまりおすすめはできませんが、SSを一段階目でループさせてもクリアは可能でした。- 一段階目のデメリット
- 自強化とオールアンチ効果が切れてしまうタイミングが頻繁に訪れる。
- 自強化倍率が下がる。
- 一段階目のデメリット
ゲキリン・サンダルフォン編成まとめ
この記事では、黄泉の星墓のゲキリン・サンダルフォン編成についてまとめました。
- ゲキリン・サンダルフォン編成とは
- オールアンチループとは
- 二段階目SSが溜まるまでの立ち回り
獣神化・改したサンダルフォンを新たに迎い入れ、火力面の課題をクリアしたゲキリン・サンダルフォン編成は、黄泉の星墓を攻略する上で有力なパーティ構成です。
SSが溜まるまでは様々な条件を求められますが、一度ループが成立してしまえば、その圧倒的な火力や付随する快適性は他の追随を許しません。
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